敦賀港を彩るイルミネーション「ミライエ2022」11月3日開幕 期間12月25日まで、限定貸し切り企画も

試験点灯され、幻想的な雰囲気を醸し出す「ミライエ」会場=2021年11月、福井県敦賀市の金ケ崎緑地

 福井県敦賀市の敦賀港を彩るイルミネーションイベント「ミライエ」が11月3日、金ケ崎緑地で始まる。9年目で初の試みとして、11月23日に2組限定で貸し切り企画「あなたのために」を実施する。プロポーズや誕生日祝いなどを想定しており、主催する「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会が11月8日まで希望者を募っている。

 ミライエは市や敦賀商工会議所、市民団体でつくる同実行委が2014年から毎年開いており、市内外から多くの人が訪れている。

 23年の10周年や24年春の北陸新幹線敦賀開業に向けて持続的かつ効率的な運営方法を模索するため、今年は11月は3、17日と金土日曜のみの開催とした。12月は25日まで毎日で、午後6~9時に点灯する。発光ダイオード(LED)約60万球を使う。

 貸し切り企画は11月23日午後7、8時からの各50分。2組に満たなくても追加募集は行わず、敦賀市民からの企画を最低1件採用する。LED点灯の管理業務以外の人員は自分で準備しなければならず、屋外のため人が集まってしまう可能性もある。

 10月22日は同実行委内のミライエ運営委員会のメンバーが準備作業に励んでいた。担当者は「みなさんの特別な日のお手伝いができれば。自由な発想で気軽に相談してほしい」と話していた。

 ミライエのホームページ(HP)内にある専用フォームからメールアドレス、名前、希望時間、企画概要などを書いて申し込む。選考結果は11月16日までにメールで連絡する。企画の内容について問い合わせる場合もある。詳細はミライエHPで。

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