スパイシーガーリックが「NHK新人お笑い大賞」で大賞を受賞

「NHK新人お笑い大賞」が10月30日に行われ、スパイシーガーリック(片山智勝、村木侑平)が大賞に輝いた。

これまで数多くのスターを輩出し、若手の登竜門とされてきた「NHK新人お笑い大賞」の出場資格は、結成10年未満のお笑い芸人であること。今年は、東京予選159組、大阪予選126組の合わせて285組が参加。スパイシーガーリックのほか、予選を勝ち抜いたオダウエダ、10億円、トンツカタン、パーティーパーティー、フースーヤ、紅しょうが、隣人の8組が本選に進出し、ネタを披露した。

司会はフットボールアワーが担当。審査員を西川きよし、渡辺正行、久本雅美、よゐこ・濱口優、中川家・剛、2丁拳銃・小堀裕之、ふかわりょうが務めた。

スパイシーガーリックは、静岡県菊川市出身の32歳・片山と、東京都多摩郡日の出町出身の26歳・村木が、2020年にスクールJCA25期生同士でコンビを結成。プロダクション人力舎に所属している。

大賞を受賞し、片山は「めちゃくちゃ、うれしいです。本当に今日のこの日に向けて生活やらアルバイトやら全部をここに向けてやってきたので。優勝したら泣きたかったんですけど、涙が出てこなかったのがくやしいです。自分に何か足りなかったのかもしれないです。もしかしたら」と喜びながらも、反省もある様子。

一方の村木は「相方のネタは、すばらシーガーリックだなと」と褒めつつも、「ただ、相方が涙を流さなかったのが努力不足だなと」と落としてみせ、片山に「どっちだよ!」とツッコまれていた。

なお、今回の「NHK新人お笑い大賞」は、NHKプラス(https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022103007309)で11月6日午後5:18まで視聴可能。

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