
トヨタ自動車が1日発表した2022年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比23.2%減の1兆1710億円で、中間決算として2年ぶりに減益となった。記録的な円安ドル高が押し上げ要因になったが、原材料価格高騰の打撃を受けた。売上高は14.4%増の17兆7093億円で、過去最高を記録した。
トヨタ単独の22年度の世界生産計画台数は従来の970万台から920万台に下げ、50万台減らした。半導体不足や新型コロナ禍による部品調達難が響く。
23年3月期の業績予想は円安効果で売上高を従来の34兆5千億円から36兆円に上方修正した。純利益は2兆3600億円に据え置いた。
