伊集院光、絵画にスープをぶっかける環境活動家に報道が成功体験を与えいる!?

10月31日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光が、マスコミの報道が環境活動家に成功体験を与えているのではと持論を語った。

番組では伊集院が「なんかさ、モナ・リザにケーキぶつけたニュース分かる?」と5月に高齢女性を装った男性が「地球のことを考えろ」とフランス・ルーヴル美術館のモナ・リザにケーキを投げつけた件について語った。なおモナ・リザについては強化ガラスで保護されていたため、損傷はなかった。

続けて伊集院は「で、その次に今度ゴッホにスープかけたヤツが出て‥で、『またか』って!で、主張は一緒『私たちは抗議行動をする!』って出るじゃんか。で、ゴッホもちゃんとガラスで保護されてるから、ゴッホの描いてる絵自体には、何の問題もない。それ自体には問題なくてパフォーマンスとして取り上げられている」と今度は、イギリス・ロンドンの美術館で環境活動家の2人が似たようなパフォーマンスをしたと話す。

そして10月26日にはドイツ・ポツダムの美術館に展示されているモネの絵画にマッシュポテトをかけた環境活動家が出てきたということで、「もうあの辺りになってくるとさ、『大丈夫なんだな~』と思って見てるわけ(笑)。ニュースが取り上げるっていうことで、ある意味成功させていくっていう。このメッセージを受け取れという活動を、まんまとそのまま流していく」ともはや絵画は強化ガラスなどで、守られているのはわかっているため、活動家の方が目立ってくるとコメント。「恐らくあの活動は 増えていくと思われる。あの活動自体は、凄く効果的になっていく気がするのね」と報道していることで、逆に主張を広めたい過激な環境活動家のターゲットになっているのではと持論を語ったのだった。

© 株式会社ジェイプレス社