岩手最北端・洋野の歴史風土 未来への伝承 「あしもとの風景をつなぐ展」盛岡市で開催 [岩手県洋野町]

 洋野町と同町地域おこし協力隊の活動を支援する一般社団法人fumoto共催による「あしもとの風景をつなぐ展」を11月3日から14日まで盛岡市で開催します。

 同町のPRメディア「ひろのの栞」から発行された冊子「ゆい」「つぎ」に掲載された写真や、大切に保存されてきた民具などから洋野の歴史風土を紹介。厳しい自然環境と向き合いながら、たくましく「生業」に励む先人の姿と「ハレの日」の喜びを伝えます。

 会期中には、さまざまな地域・分野で活躍するトップランナーによるギャラリートークも予定しています。入場無料です。

◆展示テーマ
◎第一章 暮らしと生業
 土地柄に由来する暮らしや、人々の暮らしを支え、経済基盤をつくってきた5 つの生業(木炭業、林業、農業、漁業、南部もぐり)をご紹介します。

◎第二章 ハレの日、日々の楽しみ
 半世紀ほど前までは、まる一日仕事を休み、遊ぶことを許される日はとても貴重でした。そんな時代から現在までの、人々の楽しみに焦点を当てます。

◎第三章 この土地を生き抜く
 地震や津波、ヤマセによる凶作。海側、山側、どの地区にも避けられない災難がありました。その痕跡と力強く克服してきた人々の姿を辿ります。

◎第四章 ひらかれたまちへ
 観光を目的に、まちの外から人がやってくるようになったのは、およそ90 年前のこと。様々な資料から、まちの変遷とこれからのまちを考えます。

◆会期 
 11月3日(木・祝)-11月14日(月)

◆開場時間 
 午前10時-午後7時

◆会場 
 盛岡市 パルクアベニュー・カワトクcube-Ⅱ B1F「盛岡という星で BASE STATION」

◆ギャラリートーク・ゲスト
 11月5日 (土) リビングワールド代表・働き方研究家・西村佳哲氏
 11月6日 (日) 合同会社ホームシックデザイン代表・クリエイティブディレクター・清水真介氏
 11月12日 (土) アウトクロップ・栗原エミル氏(代表取締役/プロデューサー)、松本トラヴィス氏(取締役/ディレクター)
※いずれも時間は午前10時30分から正午。聞き手はfumoto代表理事・大原圭太郎氏

◆問い合わせ 
 スタンド栞 ひろのとつながる案内所
 電話:0194-66-8870  Mail : contact@hirono-shiori.jp

ポスター
第一章
第二章
第三章
第四章
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