ごみ収集車運転中の事故隠蔽 海老名市、職員2人を懲戒処分 ガードレールに衝突、警察に通報せず

海老名市役所

 ごみ収集車を運転中、事故を起こしたにもかかわらず警察などへの通報を怠ったとして、海老名市は1日、運転していた経済環境部資源対策課美化センターの男性運転手(55)を減給10分の1(3カ月)、同乗の男性運転手(54)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、8月13日午前9時10分ごろ、同市杉久保南の市道で、2人が乗ったごみ収集車がガードレールに衝突。警察などへの通報を行わずに同センターへ戻った後、損傷した部分を塗装し、事故を隠蔽(いんぺい)しようとした。同月18日にこの事故が原因でエンジントラブルが起き、発覚した。

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