災害から命を守るWebサイトやスマホアプリが続々登場 「いざ」という時の行動をサポート【わたしの防災】

2022年、静岡県内では大雨による災害が相次ぎました。こうした災害から命を守るために役立つWebサイトやスマートフォンのアプリが続々と登場しています。

大雨により刻一刻と状況が変わる災害のリスク。速やかな避難に結びつけようと気象庁は2021年から「キキクル」と呼ばれる危険度分布をパソコンやスマートフォン向けに公開しています。「土砂」「浸水」「洪水」の災害リスクを5段階の警戒レベルで色分けして発信しています。

災害のリスクが高まったとき、「レベル4 避難指示」や「レベル5 緊急安全確保」など自治体が発表する避難に関する情報。SBSテレビでは、リモコンのdボタンを押すとデータ放送で、お住いの地域の避難情報が確認できます。

また、静岡新聞SBSの「災害情報サイト」でも避難情報をお伝えしています。

SBSなどJNN系列28局のニュースサイト「TBS NEWS DIG Powered by JNN」のiPhone向けのアプリでは、10月から様々な防災情報を受信できるようになりました。緊急地震速報では、震度予想、地震波の到達予想時間など、より詳細な地震情報がより早く手元のアプリに届きます。地上波テレビ局が提供する無償ニュースアプリとしては初めての機能です。

また、気象庁の危険度分布「キキクル」や時系列で警報や避難情報を表示する「災害タイムライン」。さらに「16日間先までの天気予報」や「雨雲レーダー」など普段の生活で役立つ気象情報も見ることができます。

こうしたアプリやWebサイトは、いざという時に私たちの「命を守る行動」をサポートしてくれます。防災や天気の機能が充実した「TBSNEWSDIG」のアプリは、現在はiPhone版のみですが、Android版も2022年内には公開予定です。

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