「金融緩和で賃上げ後押し」 日銀、9月の会合要旨を公表

 日銀は2日、9月21、22日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。会合では円安を誘発する超低金利政策の維持を全員一致で決めた。政策委員からは、賃上げを伴う形で物価上昇率を2%で安定させる目標の達成のため「経済・賃金構造の変革による生産性向上が必要であり、それを後押しする上でも金融緩和の継続が妥当」といった声が上がった。

 米国が大幅利上げを続けていることから、低金利の円が売られて円安が進み、ウクライナ危機による資源価格上昇と相まって輸入品価格が高騰。消費者物価の上昇率は4月以降2%超で推移しているが、賃金が追い付いていない。

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