大宮ナポリタンのスタンプラリー、30日まで開催 42店それぞれ味に個性 クリテリウムWEEKはさらに

「和食 こばやし」のナポリタン(提供写真)

 「大宮ナポリタン会」(望月義一会長)は11月1日~30日まで、JR東日本大宮支社と連携して、上越新幹線開業40周年記念のスタンプラリーを実施している。参加42店舗のうち3店舗の大宮ナポリタンを食べてスタンプを集め応募すると、抽選で50人に関連賞品をプレゼントする。

 「鉄道のまち」として栄えた旧大宮市は、駅周辺の喫茶店などがナポリタンを提供し、鉄道員らに親しまれてきた。同会は2014年5月に発足し、ナポリタンを大宮の名物にしようと活動している。大宮ナポリタンの条件は、旧大宮市内に店舗があり、埼玉県産野菜を1種類以上使うことで、各店舗が具材や味を工夫して提供している。

 「和食 こばやし」(大宮区宮町)は、開店した18年4月から参加。店主の大久保忠直さん(60)が、自身で栽培するタマネギやピーマンなどの野菜を具材にしている。昔懐かしい赤ウインナーも入れて、太麺をアルデンテで仕上げるという。たくさん食べてほしいと、麺の量を200~500グラムから選べ、値段は同じ968円(税込み)。大久保さんは「どこの店舗も工夫をしているので、それぞれの味が違う。食べ歩いてほしい」と話している。

 商品は「びゅう商品券」千円分と特製詰め合わせセット。詰め合わせには、三州製菓の「大宮ナポリタン フライドパスタスナック」、カゴメ関東支社の「ケチャップ」、さいたま市の「ヌゥの紙クリップ」などが入っている。

 6日までのさいたまクリテリウムWEEKでは、参加店舗で大宮ナポリタンを食べた人に、クリテリウムステッカーなどをプレゼントする。

 応募先は、〒330―0854、さいたま市大宮区桜木町1の378、5F―21、「大宮ナポリタンスタンプラリー事務局」宛て。12月5日までの消印有効。スタンプ台紙は参加店舗、さいたま観光国際協会で配布する。

 問い合わせは、同事務局(omiya_napo@sankeiliving.co.jp)へ。

大宮ナポリタンのマーク(提供写真)

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