【業務スーパーあったかレシピ】秋冬の煮込み系キャンプ飯には業スーの冷凍肉が便利!メスティン・ダッチオーブンで簡単調理

秋冬キャンプの季節がやってきましたね!だんだん寒くなってきた秋〜冬キャンプでは、ポカポカのあったか料理で体を温めたいですよね。今回は、筆者おすすめの業務スーパーの冷凍肉を使って、秋冬キャンプにピッタリな簡単煮込み系のレシピをご紹介します。

大容量で高コスパな『業務スーパー』の冷凍肉はキャンプでも大活躍!

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「エブリデーロープライス(毎日がお買い得)」がコンセプトの業務スーパー。大容量・お値打ち・高コスパな商品が多く揃っていて、毎日の食卓の味方ですよね。

筆者自身も、冷凍野菜や冷凍食品によくお世話になっています。

キャンプではお肉を食べることが多いと思いますが、業務スーパーにはキャンプ飯にも使えるお肉もたくさん並んでいます。

精肉の取り扱いがある店舗もありますが、今回はいつでも安定して購入することができる『冷凍肉』を紹介します

初めから冷凍されているので、クーラーボックスに入れれば保冷材かわりになり、鮮度を保ったままアウトドアに持っていくこともでき便利です。

『業務スーパー』のおすすめ冷凍肉3選!牛・豚・鶏となんでも揃う!

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『業務スーパー』で取り扱いのある冷凍肉はたくさんの種類があり、牛肉も豚肉も鶏肉も、ラム肉だって購入することができます

たくさんの冷凍肉がある中で、今回おすすめする冷凍肉はこちらの3点。

写真上から時計回りに、「角切り牛すじ(メンブレン)」「豚バラブロック」「ブラジル産冷凍丸鶏」です。

この3種類を使って、おすすめ煮込み料理を紹介します。

業務スーパーおすすめ冷凍肉①「角切り牛すじ(メンブレン)」

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「メンブレン」とは、牛の横隔膜(ハラミ・サガリ)についているハラミすじのこと。コリコリとした食感が特徴で、コンビニのおでんの串でよく使われている部位です。

少しクセがあるので、濃いめの味で煮込む料理におすすめ。

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内容量は300gで価格は438円(税抜き)でした。アメリカ産の牛肉が使われています。

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中には、ボイル済みの牛すじが一口サイズにカットされ、ゴロゴロと入っています。お肉同士くっつかずバラバラに冷凍されているので、使いたい分だけ取り出して使うこともできます。

「角切り牛すじ(メンブレン)」おすすめ煮込みレシピ:牛すじの煮込み

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<材料>

◇角切り牛すじ(メンブレン)…1袋
◇大根…5~6cm
◇こんにゃく…1袋
◆だし顆粒…小さじ1
◆酒…50㏄
◆しょうゆ…大さじ3
◆みりん…大さじ3
◆砂糖…大さじ2
◆水…400cc
◇きざみねぎ…お好みで

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今回はラージメスティンで調理していきます!

<作り方>

①大根を5mm程度のいちょう切りにする。

②こんにゃくは食べやすい大きさにカットして、さっと下茹でしてアクを抜き、ザルにあげておく。

③ラージメスティンに、牛すじ、大根、こんにゃくを入れ、材料◆の調味料をすべて入れる。

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④中火にかけ沸騰したら、弱火にして20~30分煮込む。

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⑤粗熱をとる(一度冷ますと味がしっかり染み込み、さらに美味しくなります)。

⑥きざみねぎを散らして完成。

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熱伝導率の高いメスティンでしっかり煮込んでいるので、ぷりぷりコリコリで、大人も子供もバクバク食べられます。

もちろんメスティンでなくても、じっくり煮込むことでぷりぷりに仕上がりますよ。

今回はしょうゆ味で作りましたが、味噌煮込みもおいしいのでぜひ試してみてくださいね!

業務スーパーおすすめ冷凍肉②「豚バラブロック」

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業務スーパーの「豚バラブロック」には、大きな豚バラのブロック肉が2本入っています。

内容量は1kgで、価格は1,018円(税抜き)。100gあたり約102円とお得な豚バラブロック肉です。

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原材料はスペイン産の豚肉です。スペイン産の豚肉は最近スーパーなどでも目にする機会が増えてきていますよね。

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肉の断面は個体差がありましたが、あまり脂身は多くない印象です。

肉の厚みも比較的均等になっているので調理しやすいと思います。

1本ずつ取り出すこともできるので、分割して簡単に使えるのが嬉しいポイント。

「豚バラブロック」おすすめ煮込み料理:豚バラのコーラ煮

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<材料>

◇豚バラブロック…1kg
◇コーラ…700ml
◇しょうゆ…100ml
◇長ネギの青い部分…1本分
◇ゆでたまご…お好みで

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今回はダッチオーブンで調理していきます。

<作り方>

①ゆでたまごを入れたい方は、ゆでたまごを作って殻をむいておく。

②豚バラを好きな大きさにカット。一口大でも良いし、1本そのままでもOK。

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③ダッチオーブンでお湯を沸かし、豚肉をさっと下茹でしてサルにあげておく。ダッチオーブンはさっと洗う。

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④ダッチオーブンを熱し、豚バラ肉に軽く焼き目をつける。

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焼きすぎると固くなってしまうので、焼きすぎないように注意。

⑤コーラとしょうゆを鍋に入れ、長ネギを入れて沸騰させる。

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沸騰したら弱火にして蓋をし、30分以上煮込む。煮汁を味見してみて、甘くしたい場合は砂糖を、しょっぱくしたいときはしょうゆで調整してください。

⑥火を止めて、ゆでたまごを入れる。

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ゆでたまごは煮込むと固くなってしまうので、余熱で味を染み込ませる。

⑦食べやすい大きさにカットして、盛り付けて完成。

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温めるときはゆでたまごは取り出してから温めてください。お好みできざみねぎを散らしたり、ねりからしをつけたりしてもおいしいですよ。

臭み取りに長ネギを入れましたが、豚バラ、コーラ、しょうゆの3つがあれば作れちゃうのがこの「コーラ煮」。

コーラには肉のたんぱく質をやわらかくする酵素が含まれており、炭酸の力でもお肉がやわらかく仕上がります。

業務スーパーおすすめ冷凍肉③「冷凍丸鶏」

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1kgの大きさの冷凍丸鶏が入っています。

一羽498円(税抜き)なので、100gあたり約50円と驚きのお安さ。

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丸鶏の原産国はブラジルです。

業務スーパーには「国産の冷凍丸鶏」も置いてありますが、調べてみるとそちらは「鶏がら」のような感じで、可食部がとても少ないそうです。

「国産」につられてしまいそうですが、お肉をしっかり楽しみたい場合は、ブラジル産の冷凍丸鶏を選ぶのがおすすめ。

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袋から出してみると、内臓もきれいに取られた状態の丸鶏が入っています。解凍には時間がかかるので、調理したい日の前日には冷凍庫から冷蔵庫に出して解凍し始めた方が良いですね。

キャンプに持っていく場合は、連泊でない場合は完全に解凍された状態で持っていった方が良いですよ(丸鶏は火の通りの関係上、調理開始時に常温にしておく必要があるため)。

「冷凍丸鶏」おすすめ煮込み料理:かんたん参鶏湯(サムゲタン)

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韓国を代表する滋養食の参鶏湯(サムゲタン)。

暑い夏を、漢方のスープで滋養をつけて乗り切る夏の料理のようですが、体を温める料理ということで、冬キャンプにもおすすめです。

本来であれば高麗人参やナツメなどの漢方を丸鶏に詰めて作りますが、入手が難しいので、手軽にスーパーで購入できる食材を使って作れる参鶏湯をご紹介しますね。

<材料>

◇丸鶏…1匹
◇にんにく…2片
◇しょうが…2片
◇もち米or米orもち麦…80g(写真はもち麦)
◇白ねぎ…1本
◇玉ねぎ…1/2個
◆水…2L
◆酒…200ml
◆塩…小さじ1

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ダッチオーブンで調理していきます。

<作り方>

①丸鶏をきれいに洗いキッチンペーパーで水気を拭き取る。その時、お腹の中を重点的に洗いましょう。

②お腹の中に、もち麦・にんにく・しょうがを詰める。

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中身が出てこないように、お尻の部分をしっかり爪楊枝で留める。

③白ネギは5cm、玉ねぎは1cmの輪切りにして鍋底に敷く。

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④丸鶏を置き、水をひたひたになるまで入れ、◆の調味料を入れる。

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筆者使用のユニフレームのダッチオーブン10インチだと水が2リットル必要でしたが、使用する鍋によって調整してください。

その際、酒と塩の量も加減してくださいね。

⑤中火にかけ、沸騰したらアクを取り50分煮込む。

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味付けが酒と塩のみなので、アクは丁寧に取り除きましょう。

⑥完成!

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丸鶏がしっかり煮込まれて、白濁したスープに仕上がりました!

丸鶏を一度取り出し、半分に切ってからいただきます。

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お肉がほろほろになっています。

⑦盛り付けていただきます。

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味が物足りない場合は塩と胡椒で味を調えてください。ごま油を垂らしても風味が増しておいしいですよ。

締めに雑炊やうどん、ラーメンもおすすめ!

鶏のうまみが溶けだした残りのスープを使って、雑炊やうどん、ラーメンを作るのもおすすめです。子供たちもバクバク食べてくれます。

寒い冬キャンプは業務スーパーの冷凍肉で煮込み料理を作って体を温めよう!

業務スーパーの冷凍肉は、お値打ちで大容量で、季節問わずいつでも購入することができます。

冷凍されているので、保冷剤かわりにキャンプへ持っていきやすく、ダッチオーブンなどを使った豪快な煮込み料理にも向いているんですよね。

今回はガス火で調理していますが、焚き火で、暖を取りながらコトコト煮込むこともキャンプならでは。業務スーパーの冷凍肉を利用して、様々な煮込み料理にチャレンジてみてはいかがでしょうか。

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