原田知世の初カバーアルバム発売&参加アーティストからコメント到着

©大辻隆広

原田知世デビュー40周年記念リリースの第3弾として、『ToMoYo covers~原田知世オフィシャル・カバー・アルバム』を本日11月2日にリリースした。

同作は、原田の代表曲9曲を、indigo la End、kiki vivi lily、キセル、土岐麻子、中納良恵、橋本絵莉子、藤原さくら、Plastic Plastic (from Thailand)、堀込泰行という個性豊かなアーティスト(五十音順)がカバーした作品。

「どの曲も、参加アーティストの皆さんの個性豊かなフィルターを通した表現になっていて、曲自体の良さも際立っていますし、同時に皆さんのカラーもよく伝わってきます」と原田も太鼓判を押す仕上がりだ。

リリースに際し、参加アーティスト9組からのコメントが公開された。

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●天国にいちばん近い島

土岐麻子

子供の頃から親しんだ曲。どこかミステリアスなサウンドで、天国にいちばん近いってどういうことだろう、ってずっと思っていました。大人になり誰かの存在が誰かの完璧な居場所になり得ることを知って、この曲がもっと好きになりました。17歳の知世さんはどう向き合ったのでしょう。歌唱が難しい曲ですが、まっすぐで透明に表現し続ける知世さんに敬意をはらい、私もなるべく素直な表現を探しながらこの曲に向き合いました。

●早春物語

藤原さくら

デビュー40周年おめでとうございます!今回「早春物語」という永く愛され続ける素敵な楽曲を歌えたこと心から幸せに思います。母に連絡したら「大好きな曲!」と大興奮でした(笑)。ファンの一声に、より身が引き締まり、どんなアレンジにするか悩んでいたのですが、尊敬する素晴らしいミュージシャン石若駿さんの力で最高のトラックが仕上がったので、心を込めて歌わせていただきました! 楽しんでいただけたら幸いです。

●ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ

中納良恵

中学生の頃、部活の帰りに友達とダンデライオンをよく歌っていました。歌い出しの夕焼けに〜と言う歌詞が陽が沈む家路にピッタリだったのと、そのセンチメンタルなメロディが、まだ何も知らないわたしたちに恋心に似た甘酸っぱさを味あわせてくれるのでした。小さなころから歌手になる夢が叶って、いつも歌っていたダンデライオンを知世さんから手渡されたことは私にとって、とても感慨深いことです。ピアノと歌だけで向き合った今回。レコーディング中、部活帰りの子供から大人になるかけがえのない瞬間のあの頃の自分を抱きしめている感覚になって、とても大きな優しさの中で漂いながら歌いました。とても暖かく、幸せでした。夕焼けを背負った全てのひとに鮮やかな風景をお見せすることができたらうれしいです。

●シンシア

堀込泰行

知世さん、デビュー40周年おめでとうございます! 大好きな「シンシア」をカバーすることができて、とても嬉しく思っています。信頼の置ける3人の音楽仲間と、ペダルスティール、ガットギター、コントラバス、アコギというちょっと変わった編成でのアレンジに挑戦してみました。皆さんにも気に入ってもらえたら最高です。

●ロマンス

kiki vivi lily

デビュー40周年、おめでとうございます!!「ロマンス」を歌わせていただく機会を頂き、大変光栄です。いつまでも色褪せることのないメロディーと、知世さんのまっすぐな歌詞が光る名曲。恋をするような気持ちで歌いました。私も知世さんのように素敵に歳を重ねていきたいな。

●ヴァイオレット

川谷絵音 / indigo la End

「ヴァイオレット」という曲の繊細さと大胆さは知世さんの歌声あってのものなので、自分の歌の中で正解を見つけるのは難しかったです。ただ、元はといえば部屋で自分で弾き語りをしながら作った曲だったので、それを思い出しながら歌いました。indigo la Endにしかできない演奏と歌になったと思いますので、どうか聴いてください。

●冬のこもりうた

橋本絵莉子

原田知世さん、デビュー40周年、おめでとうございます。こんなに記念すべき節目のカバー・アルバムに参加できて、また参加されてる方々も素敵で、本当に嬉しいです。個人的には、くみこん(高橋久美子)作詞の、大好きなすみっコぐらしの曲を歌えたことも、とても嬉しいです。これからもお身体を大切に、降り積もるメロディーをずっと聴かせてください。

●くちなしの丘

キセル 辻村豪文

お誘いありがとうございます!紆余曲折ながら、キセルでは2年ほど前からこんな感じで演奏してます。楽しんで貰えたらとても幸いです。

キセル 辻村友晴

この度有り難くもセルフカバーで参加させて頂く事になりました。「くちなしの丘」制作から15年位経ちますが、これからも長く聴いて貰えると嬉しいです。

●時をかける少女

Plastic Plastic

We are so honored to be part of this memorable project. We found it was quite challenging to make and record the song in Japanese but at the same time we enjoyed working on this song so much. Thanks to Universal Music Japan and Tomoyo Harada. We are really grateful for this opportunity.

この記念すべきプロジェクトに参加できて、とても光栄です。日本語の楽曲のレコーディングはチャレンジングなことでしたが、同時にとても楽しみながら制作しました。ユニバーサル ミュージック ジャパン、そして原田知世さん、ありがとうございました。このような機会を与えていただき本当に感謝しています。

なお、アルバム・ジャケットは原田のデビュー当時からのファンとして知られるマンガ家のとり・みきの描き下ろしイラストがあしらわれている。

【リリース情報】

『ToMoYo covers~原田知世オフィシャル・カバー・アルバム』
2022年11月2日(水)発売
SHM-CD: UCCJ-2214 ¥3,300(税込)
デジタル配信&CD購入はこちら→https://Tomoyo-Harada.lnk.to/ToMoYocoversPR

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