オートバックスとARTAが2023年から始まる『GPRカーティング・シリーズ』をサポートへ

 11月1日、オートバックスセブンと、ARTA Projectを運営するアルネックスは、2023年から始まる『GPRカーティング・シリーズ』をサポートすることを決定したと発表した。シリーズはこの決定によりオートバックスが冠スポンサーとなり、『GPRカーティング・シリーズ』となる。

 オートバックスは、元F1ドライバーの鈴木亜久里氏とともに“世界に通用する日本人ドライバーを育成すること”をスローガンに1998年にARTA Projectを立ち上げ、日本のモータースポーツの発展を目指して、さまざまな活動を続けてきた。

 このなかでオートバックスは、激しく変化する社会環境のなか、一貫してモータースポーツを支え続けることが、クルマ業界全体の活性化をはじめ、社会貢献の一環にもなっているという信念のもと活動を続けている。

 そんなオートバックスとARTA Projectが協賛することになったのが、『GPRカーティング・シリーズ』。新たに立ち上げられたGPR(グローバル・プロモーション・オブ・レース)というレースプロモーション組織が運営するもので、ホームページ内には下記のように記されている。

「エントラント・ドライバーといったレース参加者からの声や思いを第一に、現在出来うる可能な限りのベストなレースイベントを目指します。そして、1カテゴリーあたりのエントリー数増加を達成し、レース自体のレベルアップを図ることにより、レース参加者の満足度アップ、また将来に夢を持ったカートドライバー達のベストな育成・成長環境を構築するなど、より魅力のあるイベントを目指してまいります」

「具体的には、日曜日ワンデー開催での2レース制とし、コスト削減を可能にしながらの充実したレース内容。複数サーキットでの開催でありながら、統一感を持った運営・スケジュールやジャッジ。合同テストを企画し、より有意義なテストや練習。最新のデジタル技術を用いて、ライブタイミングや映像配信などのサービス。そして、スポンサー各社様からの支援によって、参加者への賞典やイベント内でのサービスの充実。などさまざまなことを導入していく予定です」

 2023年から立ち上げられるシリーズは、鈴鹿サーキット南コース、フェスティカサーキット瑞浪、オートパラダイス御殿場、モビリティリゾートもてぎ北ショートコースという4コースを転戦する予定で、日程は現在調整中とされる。

 開催クラスはカデット、ジュニア、OK、シフターの4クラス。それぞれにシリーズ賞典には、オートバックス賞(仮称)が設定されるほか、世界戦への招待なども予定される。

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