「心に残る71通の愛の手紙 第9集」を袋井市文化協会が出版

ウクライナの平和を願う「愛の手紙 特別編」の作品も募集

静岡県袋井市文化協会は、家族や友人など大切な人に対するさまざまな愛の気持ちをつづる「愛の手紙コンクール」で入賞した作品を集めた書籍「心に残る71通の愛の手紙 第9集」を2022年11月10日に出版いたします。

同コンクールは袋井市制施行40年を記念して、袋井市文化協会が「愛」をテーマとした手紙の全国公募を1995年から毎年開催しています。これまでの応募総数は2万作品以上。書籍は3年に一度出版し、今回で9回目です。今回は2019年から2021年に集まった作品の中から、闘病中の家族を励ます言葉や天国にいる母親にこれまでの感謝を伝える手紙、コロナ禍に外国で働く娘を案じるような文など入賞した71作品を掲載しています。

また、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化している中で一日も早い終戦を願うとともに、人々が平和への思いを見つめ直すことを目的とした「愛の手紙コンクール 特別編」の作品を2022年12月10日まで募集しています。

書籍情報

書籍名:心に残る71通の愛の手紙 第9集

編 集:静岡県袋井市文化協会

発売日:2022年11月10日

定 価:1,000円(税込)

心に残る愛の手紙第9集

袋井市文化協会会長 小久江 洋のコメント

このコンクールは、インターネット全盛時代に、あえて手書きの手紙というアナログな手法で募集を続けています。昨今、新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻により世界中の人々や国が危機的状況にある中で、自分が生きている環境や自国以外にも目を向け、人々を愛して大切にする気持ちが拡がっていくことを願っています。

「心に残る71通の愛の手紙 第9集」で紹介している2021年の優秀賞作品

第26回 優秀賞作品 埼玉県在住 30代 小松本 あゆみさん

ウクライナの平和を願う「愛の手紙 特別編」の作品を募集について

本年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、戦争が長期化している中で一日も早い終戦を願うとともに、人々が平和への思いを見つめ直すきっかけとなるよう「愛の手紙コンクール特別編」を募集しています。

募集要項

◇応募資格

どなたでも(応募点数1人1点)

◇募集内容

・ウクライナの方々に思いやりの言葉や励ましの言葉を伝える手紙

・平和について考えていることを伝える手紙

・戦争の記憶を伝える手紙

◇規定

・400字詰め原稿用紙1~2枚程度(縦書き、題も含む)

・作品の裏面に氏名、郵便番号、住所、年齢、職業、電話番号を明記

・応募作品に関わる諸権利は主催者に帰属、応募作品は返却しない

◇応募締切

2022年12月10日(土)

◇応 募 先

〒437-0125 袋井市上山梨4-3-7 袋井市文化協会事務局宛

◇賞品

・優秀賞 1点 5万円

・準優秀賞 4点 1万円

・佳作 20点程度 図書カード2,000円分

◇その他

2023年3月4日に優秀作品の朗読やウクライナの民族楽器奏者などの演奏を催す授賞式を実施する予定です。

袋井市長 大場規之のコメント

袋井市長 大場規之

開始から27回目を迎えている「愛の手紙コンクール」は、毎年、日本全国から700通もの作品が寄せられます。愛にあふれたその手紙は、読む者の心を動かすものであり、本市の宝物となっています。

この度、市文化協会により、「愛の手紙コンクール特別編」の募集が行われることとなりました。これをきっかけに一人ひとりが平和を強く想い描き、愛で世界平和が実現されることを願ってやみません。

「愛の手紙コンクール」の応募と書籍に関するお問い合わせ先

袋井市文化協会

TEL:0538-49-3443 Email:fukuroi_bunka@sirius.ocn.ne.jp