トラックドライバーはきつい?1日の業務量

トラックドライバーの業務は、荷物の積み下ろしや配送作業など、重労働で過酷な環境が多く、ドライバー不足の問題が出ています。
トラックドライバーになりたい、転職をしようか検討中の方は、トラックドライバーの業務の知識をを持ってから仕事をすることをおすすめします。

トラックドライバーの業務量は一般的な他の職種の仕事より多く、1日11時間~13時間の労働時間の場合が多いです。
大手の運送会社でも9時頃から配達を始める場合、8時ごろには荷物を積み込み、20時ごろまで再配達をしてくれていることを考えると、休憩を1時間取ったとしてもこれだけで11時間労働です。
日々、運行予定が変わることが多いので、休憩時間も不規則になり、休憩がとれないなんてこともしばしばあります。
車を運転する方は事故のリスクはあるわけですが、やはり長時間、長距離の運転をするとリスクは高くなり、乗用車よりも大きいトラックの運転なので狭い場所などで擦ったり、見通しの悪い場所でぶつかったりなどする危険も高くなってしまいます。

事故の損害を会社が責任を取ってくれればいいですが、自己責任で車の修理などの対処をしなければならない会社もあるため、リスクは大きいと言えます。
軽い荷物なら良いですが、重くてかさばるものも多いため、荷台にするのは腰や腕、様々な体の場所が悲鳴を上げることも少なくありません。
機械を使わずに自分の手で1日に積み下ろしも数回しなければならない、荷物が1個30キロ弱ある、などの場合は若いうちは良くても体力的に辛くなっていくことも多いです。
帰れるには帰れますが、長距離の仕事をしている方は毎日家には帰れず、4.5日に1日帰れるといった生活になってしまうこともあります。

トラック運転手はきついけど高収入が魅力
トラック運転手のデメリットをご紹介してまいりましたが、やはりきつい仕事だというのは間違いありません。
頑張れば収入も上がり、年齢にかかわらず高収入が目指せるという魅力もあるので、やりがいは感じられるはずです。

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