幼稚園で送迎バスの安全管理態勢を調査 静岡の園児置き去り死を受け香川県が実施 運転手らに聞き取り

香川県三豊市の幼稚園で、送迎バスの安全管理に関する県の実地調査が行われました。

この調査は、9月に静岡県で3歳の女の子が通園バスの車内に取り残されて死亡した事件を受けて、全国で行われています。香川県では送迎バスがある公立幼稚園6つの園が対象です。

三豊市の豊中幼稚園には県と三豊市の担当者が訪れ、園長や送迎バスの運転手2人に安全管理の態勢などについて聞き取りをしました。

豊中幼稚園では約20人が毎日、2台のバスに分かれて通園しています。

聞き取りに対し園は、出欠状況に基づいて、チェックリストを毎日作成していること。そして、複数の職員がバスに残されている子どもがいないか、何度も確認しているということを説明していました。

(香川県教委 保健体育課/宮崎彰 課長補佐)
「人の記憶に頼るのではなく、しっかりとした記録に残すこと、それを複数の目で情報共有すること。ここに限るなあと思いました」

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