感染は拡大する傾向が如実に表れ始めています。11月2日は静岡県内で新たに1957人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。この冬、懸念されるインフルエンザとの同時流行を想定し、静岡県の専門家会議が検討をしています。
新たな感染者を自治体別に見ますと、静岡市が375人、浜松市が530人、そのほかの自治体が合わせて1052人となっています。新たな死者は確認されていません。
先週の水曜日(10月26日1314人)に比べると643人増加していて、曜日別では5日連続で増加したことになります。
県庁では、2日午後6時に新型コロナの専門家会議が始まりました。会議では、現在の感染状況の評価や新型コロナとインフルエンザが同時流行した場合の医療体制について話し合われています。
新型コロナとインフルエンザについては、手洗いやマスクの着用、ワクチンの接種など感染を防ぐ対策は共通点が多いため、県の担当者は、いま一度、対策を見直してほしいと呼びかけています。