JR北陸線の線路に置き石か、特急などダイヤ乱れ 美川―小舞子駅間、石川県警が調べる

 11月2日午後3時ごろ、石川県白山市のJR北陸線上り線の美川―小舞子駅間を走行していた特急列車の運転士が何かを砕くような音を聞き急停車した。JR西日本金沢支社によると、上り線レール上に石が砕けた跡が2カ所あり、下り線には直径6.5センチの石が置かれていた。乗員乗客約100人にけがはなかった。

 石の撤去作業のため上下線の普通4本が運休し、特急8本と普通6本に最大1時間25分の遅れが出て、約1600人に影響した。

 同支社によると、故意に石を置いた可能性が高いという。石川県警に通報し、原因を調べている。

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