きょう(木・文化の日)は、西日本や東日本を中心に晴れて、日中の気温は23℃くらいまで上がり、10月上旬並みの陽気になる所もありそうだ。ただ、北日本は雨が降りやすく、北海道ではあす(金)にかけて雪の降る所もある見込み。北陸も夕方以降は急な雨や雷雨がありそうだ。
北陸も夕方以降は雷雨に注意
西日本から東日本にかけては、朝のうちは雲が多くても日中は秋晴れとなる見込み。沖縄は先島諸島を中心にくもりや雨となるが、那覇は昼ごろから晴れ間もありそうだ。北日本は上空に寒気を伴った低気圧が近づくため、日本海側から雨雲が広がり、雷を伴う所もある見込み。午後は東北の太平洋側でも雨の降る所がありそうだ。
日中は晴れる北陸も、夕方以降は急な雨や雷雨の所がある見込み。北陸や東北の日本海側は、竜巻などの突風にも注意が必要となる。
北海道では夜から平野部で雪の所も
次第に冬型の気圧配置となって、北海道の上空1500メートル付近にはあす(金)にかけて、11月中旬から下旬並みとなる-6℃以下の寒気が流れ込む予想となっている。北海道は日本海側を中心に夜から雪が降り、あすは平地でも積雪となる所がある見込み。車の運転には注意が必要だ。
西~東日本 日中は過ごしやすい陽気 北日本は気温ダウン
晴れる西日本や東日本は日中の気温が23℃前後と、昼間は上着いらずの陽気が続きそうだ。東京では24℃と、10月中旬並みの陽気となり、鹿児島で26℃、静岡で25℃など、九州や四国、東海では25℃以上の夏日になる所もある見通し。
北日本はきのう(水)より低く、札幌では10℃など北海道は朝からほとんど上がらず冷たい雨になる見込み。北海道では、夜は朝よりも冷えてくるため、服装選びにも気をつけたい。
(気象予報士・及川藍)