大井町で3年ぶり「よさこいひょうたん祭」 会場移し新たな趣向も

「ひょうたん駅」として知られるJR御殿場線上大井駅のヒョウタン。駅員が日よけのために植えたのが始まりとされる(資料写真)

 「大井よさこいひょうたん祭」が11月5日、おおい中央公園(神奈川県大井町大井中央)で開催される。新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催となる。

 「ひょうたん駅」として有名なJR御殿場線上大井駅にちなんで、大井を「ひょうたんの街」としてアピールしようと1980年代から始まった祭り。これまでは町役場南側駐車場で開催されていたが、今回から今春オープンした中央公園に会場を移す。

 園内はヒョウタンを使ったランプでライトアップ。子どもたちのダンスのほか、恒例のよさこい踊りコンテストでは町内外から16チームが華麗な演舞を競う。大井の「笑顔特派員」でもあるスベリー・マーキュリーさんも登壇し、ラストはステージと来場者が一緒に踊る「総踊り」を行う。

 町担当者は「長らくコロナ禍で開催できなかったが、新会場で新しい趣向もあるので多くの人に楽しんでほしい」と呼びかけている。午後1時から8時まで。入場無料。問い合わせは町地域振興課電話0465(85)5013。

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