福井県南越前町は町内の全保育施設で11月1日から、各園児に紙おむつとお尻ふきを定額で提供する民間のサブスクリプションサービスを導入し、利用料の一部を町が負担する「らくらくおむつ応援事業」を始めた。使用済みおむつは園内で処分し、保護者の負担軽減を図る。
⇒男の子&女の子 人気の名前ランキング2022
これまで保護者は、名前を書いたおむつとお尻ふきを持参し、使用済みのおむつを持ち帰ることになっていた。保護者からは「荷物が多い」「準備に手間がかかる」などの声が上がっていた。
⇒10人に1人は産後うつ…放置すれば最悪の事態も
同事業では、民間業者が提供するサービスの月額利用料2300円のうち、町が1300円を負担する。紙おむつとお尻ふきが使い放題となる。満3歳未満の園児が対象。サービスの利用にかかわらず、使用済みの紙おむつは園で廃棄することにしている。