日向坂46佐々木久美 大ファンの巨人を語る「今は世代交代の時期」最近の推しは「増田陸選手!」

日向坂46、乃木坂46、櫻坂46がコナミの人気ゲーム「プロ野球スピリッツA」のeスポーツリーグ戦「eBASEBALL プロスピAリーグ 2022シーズン」のスペシャルサポーターに就任。大の巨人ファンで知られる日向坂46のキャプテン・佐々木久美(26)がこのほど、よろず~ニュースの取材に応じ、今季の巨人を振り返った。

祖父の代から巨人を応援しているという佐々木。高校時代、寄り道禁止の学校だったが、バッグの中にユニホームを忍ばせ、月1で東京ドームに通っていたほどの熱狂的な巨人ファンだ。

今期の巨人は、投手陣がリーグワーストの589失点、坂本勇人の離脱などが響き5年ぶりのBクラスに終わった。一方で明るい話題も。佐々木が「今は世代交代の時期だなと思っている」と話す通り、21年ドラフト1位の大勢投手が37セーブ。山崎伊、赤星ら8投手がプロ初勝利を挙げ、若い世代の活躍が光った。

「他の球団に比べたら、巨人は選手をめちゃくちゃ育てるイメージはないんですけど最近は若い選手が出てきて、チームを盛り上げている感じがすごいある。今年の結果は残念だったんですけど、来年からは若い選手もずっとレギュラー張ってる選手も負けないように、チーム内で切磋琢磨して来年こそ優勝してほしいなって思います」と語った。

2015年に日本ハムに交換トレードで移籍するまで巨人に在籍していた矢野謙次氏が好きだったと公言している佐々木。最近の推しは、4年目の増田陸内野手だと明かした。若手らしく、がむしゃらにプレーする姿に心を奪われたといい、「すごいパワフルな選手。『負けたら悔しい』『勝ったらうれしい』みたいな感情を100%表に出すし、試合に出られたときは自分のやることを100%やるっていう感じがすごい。みていて応援したくなる選手」と目を輝かせた。若手の活躍に刺激を受けているといい、「今後の巨人のことを考えると、こういう選手が出てきてくれるっていうのは、ずっと見てるファンからするとうれしいなって思います」と笑顔を見せた。

リーグ優勝、そして2012年以来の日本一奪還に向け、原辰徳監督に「今年はいっぱいグータッチがみたいです」と期待を寄せた。今年、巨人からドラフト1位指名を受けた浅野翔吾外野手(高松商)についても「久しぶりの外野手。守備もより力を入れて、すべてを固めた巨人軍を見たい」と胸を膨らませた。「若い選手にベテランも負けないように、チームとしてもう1段階熱をもって、日本一にファンを導いてほしいなって思います」。新人と先輩が切磋琢磨し、高みへ。新たな4期生12人が加入した日向坂46のキャプテンらしい一面を見せた。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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