中国語で電話が…東広島市の高校生 938万円の詐欺被害 広島

広島県東広島市に住む高校生が900万円以上をだましとられる詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、10月、東広島市の高校生の携帯電話に、東京厚生労働省の職員を名乗る男から中国語で「あなたの電話番号を使ってコロナに関する悪いメッセージを多数送信している」などと電話がありました。

その後、広州公安局の職員を名乗る男からも中国語で電話があり「犯罪集団が金をだましとっており、その犯人が金の一部をあなたが持ち逃げしたと言っている」「口座に金を入れてください。振り込まなければ逮捕することになる」などと言われ、高校生は指定された口座に複数回にわたって計938万円を振り込んだということです。

警察は電話で金の話が出たら詐欺を疑い、1人で考えず家族などに相談するよう呼びかけています。

© 広島ホームテレビ