糸魚川市立西海小(水澤哲校長)の6年生(18人)は2日、市役所で、糸魚川の魅力や見どころを取材、調査した学習の成果をプレゼン発表の形式で教育委員会や商工観光課職員らに披露した。10、11日に修学旅行で新潟市の県庁と新潟ふるさと村を訪れ、同様にプレゼン発表をして糸魚川を広くPRする。
ふるさとのことをよく知り、好きになって発信していこうと1学期から総合的な学習で取り組んできた。観光施設や名所、史跡など市内10カ所を見学した他、バタバタ茶やご当地グルメのブラック焼きそばも体験。自分たちで撮影した写真や観光協会資料などを使い、商工観光課のサポート協力を得ながら観光パンフレットやPR動画、プレゼン用スライドを作成した。
「食」「自然」「歴史」「観光」の4分野でまとめ、児童はベニズワイガニやアンコウの海の幸、ヒスイをはじめとした石のまち、多くの歌詞を手掛けた相馬御風、恋する灯台に認定されている弁天岩などを紹介。「糸魚川の海岸でヒスイを見つけに来て」「新鮮でおいしく手頃な価格。食べてみて」と〝本番〟に向けて熱心にアピールした。
靍本修一教育長は「本物の学習ができた」と評価。「皆さんの発表を聞いた人は糸魚川へ行ってみようかと前に向くと思う。少年少女PR大使として活躍してきて」と期待した。
松木朔太郎君は「緊張すると思うけど糸魚川へ来てもらえるように頑張って伝えてきたい」と話した。