11月2日夜開かれた静岡県の新型コロナ対策の専門家会議では、インフルエンザとの同時流行のピーク時には「軽症者は受診を控えるべき」との意見が出ました。
国の想定では、新型コロナとインフルエンザが過去最大レベルで感染拡大した場合、静岡県内の1日あたりの患者は2万5000人に上ります。
<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>
「発熱者2万5000人が殺到しても、検査はできないというのが委員の意見。マンパワー的に検査キットで検査をして、結果を出すということが難しくなる」
県は、特にインフルエンザワクチンを積極的に接種するとともに、感染のピーク時には解熱剤で熱が下がるなど、症状が軽い人は検査を受けずに自宅療養をするよう呼びかける方針です。