岡山県は3日、倉敷市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例を確認したと発表した。茨城県も同日、県内の養鶏場で鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したと明らかにした。いずれも4日朝に遺伝子検査の結果が判明する見通し。陽性が確定すれば、国内の養鶏場での発生は今季4、5例目となる。
岡山県では10月下旬、倉敷市の別の養鶏場でも鳥インフルエンザが発生している。県によると、3日午前10時過ぎ、家畜保健衛生所に「死んだ鶏の数が増加した」と連絡があった。26羽を簡易検査したところ、24羽が陽性だった。この養鶏場では採卵鶏約51万羽を飼育している。