「原爆の絵」を描いた高校生 作品のメッセージを語る 広島

「原爆の絵」を制作した高校生が制作の苦労や作品のメッセージについて語りました。

「原爆の絵」は広島市中区の基町高校の生徒が被爆者から体験を聞き、約10カ月かけて描いたもので、広島国際会議場には43点が展示されてます。

基町高校 山口伶さん(3年)「がれきの中を歩いていると大きな黒い石を蹴った感触がして、その石がぐらりと動いたので不思議に思って振り返ってよく見てみると、炭化した幼児だったという場面でした」

家族伝承者 尾形健斗さん「現在94歳の祖父の(被爆体験について)証言活動をしていく。その際に学生さんたちに見てもらえる絵がたくさんあったので生かしていきたい」

展覧会は13日まで開かれています。

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