11人2団体の功績たたえ 神奈川文化賞・スポーツ賞の贈呈式 フィギア・鍵山優真さんも受賞

11人2団体が表彰された「第71回神奈川文化賞・スポーツ賞贈呈式」=横浜市中区の県民ホール(立石 祐志写す)

 神奈川の文化とスポーツの発展に功績があった個人・団体に贈られる第71回神奈川文化賞・スポーツ賞(神奈川県、神奈川新聞社主催)の贈呈式が文化の日の3日、県民ホール(横浜市中区)で行われた。

 文化賞は、がん研究で国際的に活躍する医学博士黒木登志夫さんら4人に、今後の活躍が期待される未来賞は彫刻家の中澤安奈さんと1団体に贈られた。

 スポーツ賞は、国民体育大会のレスリング成年男子グレコローマン72キロ級で5連覇の井上智裕さんら5人1団体が受賞。オリンピック賞には、北京冬季五輪フィギュアスケート男子で銀メダルに輝いた鍵山優真さんが選ばれた。

 贈呈式は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で過去2年は県庁で実施、3年ぶりに県民ホールで一般の招待客を招いて開かれた。

 賞は1952年に始まり、昨年までに文化賞は326人20団体、スポーツ賞は277人126団体(特別賞、オリンピック賞、パラリンピック賞を含む)、2001年創設の未来賞は38人2団体が受賞している。

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