三浦市立三崎小で開校150周年記念式典 81歳卒業生の風景画がお披露目 屋上から望む城ケ島も描かれ

記念に描いた風景画を式典で説明する斉藤さん=三崎小学校

 三浦市立三崎小学校(同市三崎1丁目)の開校150周年記念式典が3日、開催された。在校児童や地元の来賓ら約250人が節目の年を祝う中、卒業生の斉藤都与子さん(81)が記念に描いた風景画の大作がお披露目された。

 50号のキャンバスには同校屋上から望む三崎下町や城ケ島が描かれ、産直センター「うらり」や水中観光船なども。斉藤さんは「昔のことを思い出し、楽しかった」と笑顔を見せた。

 斉藤さんは三崎の時計店に生まれ、結婚後に絵画を学んだ。現在は千葉市に住み、千葉県美術協会などの会員として創作活動に励んでいる。三浦市広報の表紙を飾ったこともあり、同校からの依頼で記念の油絵を制作することになった。

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