ことしのヒット商品発表!1位は…?

様々な商品やサービスなどの流行を取り上げる情報誌「日経トレンディ」が「ことしのヒット商品」を発表しました。

日経トレンディの「ヒット商品ベスト30」は、「売れ行き」「新規性」「影響力」の3つの要素から、ことし発売された様々な商品をランク付けしています。発表会では「ことしの顔」に選ばれた俳優の間宮祥太朗さんと清野菜名さんが登壇し、今年のヒット商品が次々と紹介されました。

コロナ禍で好調が続くキャンプ業界の中で、低価格で初心者層を取り込んだワークマンのキャンプセットがランクインです。また「巣ごもり消費」が高まる中、缶ビールとして28年ぶりに復活し、ことしのビール市場で売り上げが好調だった「アサヒ生ビール」や"甘みが少なく食事の味の邪魔をしない”と人気を博した「翠ジンソーダ缶」など、コロナ禍による消費行動の変化を捉えた商品が人気となりました。

そして「おうち時間」を充実させる商品のランクインはまだまだ続きます。国内で発売から3日で345万本という脅威の売り上げを記録したシューティングゲーム「スプラトゥーン3」も選ばれました。そして睡眠関連の商品も多数ヒットしたなか1位となったのが「睡眠の質の改善」という新たな価値を加えたヤクルト1000です。「店頭での目撃情報」が話題となるほど品薄状態が続き、社会現象ともなりました。

ことしのヒット商品に街からも大きな反響があるなか、会場では来年のヒット予測も発表されました。1位に輝いたのは「コンビ二ジム」でした。積極的に展開しているのがRAIZAPが仕掛ける「chocozap」です。24時間365日利用することができ、1カ月2980円(税込3278円)という低価格を実現しています。「コンビニ感覚で隙間時間に自分磨きができる」と、来年のブームとなることが予測されました。

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