茨城、岡山で鳥インフル 今季4、5例目

 茨城、岡山両県は4日、両県内の養鶏場でそれぞれ発生した高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例について、遺伝子検査で感染が確認されたと発表した。農林水産省によると、養鶏場での鳥インフルの発生は今季4、5例目。

 茨城県によると、発生場所はかすみがうら市の養鶏場で、飼育している約104万羽の殺処分を開始した。県はこの養鶏場から半径3キロ圏内の2農場で飼育されている計約99万羽の移動と、3~10キロ圏内計約41万羽の区域外搬出を制限している。

 岡山県によると、発生場所は倉敷市の養鶏場で、飼育している約51万羽の殺処分を始めた。

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