この夏に大型補強を行ったバルセロナ。ただ、財政状況は厳しいため、近年は移籍金が発生しないフリーエージェントの選手たちも積極的に引き入れてきた。
『Mundo Deportivo』によれば、来夏にも他チームとの契約が満了する選手たちの補強を狙っているという。バルサが2023年夏に0円で獲得しうる選手たちとは。
エンゴロ・カンテ
チェルシーMF、31歳
ハムストリングの手術でW杯欠場が決まった彼は来年2月まで離脱する。ただ、来夏にはいい選択肢になる。
ジョルジーニョ
チェルシーMF、30歳
ブラジル生まれのイタリア代表は、チェルシーから提示された最初の契約延長オファーを断った。
そして、彼の代理人は数週間前にバルセロナの街にいたことがキャッチされている。
カンテはW杯優勝経験者、ジョルジーニョはEURO優勝経験者。チームに経験と知恵をさずけることを保証してくれる人材だ。
ディオゴ・ダロ
マンチェスター・ユナイテッドDF、23歳
このポルトガル代表SBはいいシーズンを送っているが、環境の変化を望んでいるかもしれない。
バルサはそんな彼を数シーズンに渡って追い続けている。
彼の代理人であるジョルジュ・メンデスとバルサのジョアン・ラポルタ会長はこの上ない関係にあるが…。
ユーリ・ティーレマンス
レスターMF、25歳
来夏の移籍市場ではこのベルギー代表は大きな動きをみせるひとりになるはずだ。アーセナルらプレミアリーグの巨人たちとの争奪戦になりうる。
ユスファ・ムココ
ドルトムントFW、17歳
世界で最も有望な若手ストライカーのひとり。ただ、ドルトムントとの契約交渉は暗礁に乗り上げている。
ニコラス・ジャクソン
ビジャレアルFW、21歳
今季ブレイク中のアタッカーのひとり。契約状況的にも非常に魅力的な選手だ。
バルサはこの冬の移籍市場で前線の補強にプライオリティは置いていないという。
ただ、ワールドカップ終了後に退団する選手が出た場合には当初のプランを変更しうる。
1月のローマ移籍が噂されているオランダ代表FWメンフィス・デパイも退団候補のひとり。
彼が去った場合には、来夏で契約切れになる可能性がある有望な若手FWを獲得するかもしれないようだ。