電通ジャパンネットワーク、 500人規模のDX専門人財の獲得・育成を開始

テクノプロとの戦略的提携により、DX領域の強化を加速

2022年11月4日

電通グループの国内事業を統括・支援する電通ジャパンネットワーク※1(本社:東京都港区、社長執行役員 CEO:榑谷 典洋、以下「DJN」)は、株式会社テクノプロ※2(本社:東京都港区、代表取締役社長:嶋岡 学・浅井 功一郎、以下「テクノプロ」)との戦略的提携に合意し、今後5年間で500人規模のDX専門人財の獲得と育成を通して、DX領域の強化を加速します。

DJNでは、DJN全体で注力すべき新しい4つの事業領域(AX、BX、CX、DX)※3の1つとしてDX領域を「マーケティング基盤の変革を実現するデジタル変革領域」と位置づけています。そして、デジタル社会の発展とともに一層高度化、複雑化する顧客企業の課題の解決および革新的な成長に貢献すべく、今後の統合ソリューション提供の中核を担うDX領域のスキル・経験を保有する人財の採用、育成にも積極的に取り組んでいます※4。その1つの戦略的施策として、今般、デジタル人材育成に強みを持つテクノプロとの提携に至りました。

本提携において、DJNはDX領域において取り組む課題やプロジェクトへの対応に必要な専門人財に関する情報をテクノプロと共有し、テクノプロは豊富な技術者人材リソースの中から、当社グループのDX領域の成長を牽引する株式会社電通国際情報サービス(以下「ISID」)、株式会社電通デジタル、株式会社電通を始めとするDJN各社のニーズに適した人材を派遣します。テクノプロの人材はDJNグループ会社でのDX事業においてOJTで実践経験を積んだ後、正式にDJN事業支援に参画します。特に、ISIDではテクノプロとの協業トライアル実施により、既に約15名のDX専門人財を獲得し、その人財は、社内および顧客企業から高い評価を得ています。これを皮切りに、DJN全体として、5年間で500名のDX人財の獲得・育成を計画しています。

協業スキーム

今後もDJNは、4つの事業領域(AX、BX、CX、DX)における変革・強化を推進していくことで、電通グループの事業戦略の中核である「Integrated Growth Solutions(インテグレーテッド・グロース・ソリューション)」を、最高品質かつ最も効率的なバリューチェーンで顧客企業に提供していきます。

※1:電通ジャパンネットワーク(DJN)は、純粋持株会社(株式会社 電通グループ)の社内カンパニーであり、国内に展開する事業会社約160社を支援しています。またDJNは、それらグループ会社で構成されるネットワークそのものを指します。https://www.japan.dentsu.com/jp/

※2:テクノプロ・グループは日本および中国、東南アジア、インド、英国などの拠点に23,599人(国内20,776人、海外2,823人、2021年12月末時点)の技術者・研究者を擁する国内最大規模の技術系人材サービスグループです。機械、電気、電子、組込み、情報システム、化学、バイオ、医薬、建築、土木など、産業界が必要とするすべての技術領域をカバーする専門領域の広さと高度な技術力が評価され、国内外で常時約2,500の企業、研究機関、公共団体、大学に対し、技術を軸としたサービスを提供しています。https://www.technoproholdings.com/

※3:AX(Advertising Transformation)領域:広告の高度化・効率化を実現する広告宣伝変革領域。
BX(Business Transformation)領域:顧客企業の事業変革を実現するビジネス変革領域。
CX(Customer Experience Transformation)領域:最適な顧客体験をデザインし、実現するカスタマーエクスペリエンス変革領域。
DX(Digital Transformation)領域:マーケティング基盤の変革を実現するデジタル変革領域。

※4:電通ジャパンネットワーク DX人財採用サイト
https://dx-recruit.djn.dentsu.jp/

以 上