和洋女子大学の学生が考案!おつまみの新たな魅力を発信

和洋女子大学の学生が考案!おつまみの新たな魅力を発信

 女子大学の学生によるアレンジレシピコンテストが行われ、このほど表彰式と試食会が行われました。若い人も食べたくなる、アレンジ「おつまみ」とは?

 千葉県市川市にある和洋女子大学では、産学連携の取り組みとして、株式会社合食の『おいしい減塩』シリーズを使ったアレンジレシピを、管理栄養士を目指す健康栄養学科の学生に考案してもらうコンテストが実施されました。

 11月1日の表彰式では、見事グランプリに輝いた「子持ちししゃも餃子」を考案した、倉持里奈さん、後藤優果さん、齊藤優那さんが表彰されました。

 グランプリの受賞理由は、「そのまま丸ごと食べられるししゃも(商品)を、餃子にアレンジされた事に驚いた。発想がユニークで、商品の味を活かしつつアレンジされていた」ということで、3人はレシピ開発の経緯や苦労した点などについて、下記のように答えてくれました。

〇意識したこと
・商品の特徴である減塩を意識し、簡単に作れるものにした。
・ししゃもに味が付いていたので、それを活かすレシピにした。
・チーズとししゃもの相性が良かった。餃子の皮のパリパリ、モチっとした食感も、ししゃもと相性がよかった。
・大葉をつけてアクセントを加えた。
・チーズの塩気が加わり、醤油がなくても美味しく食べられる。
・若者はスナックなどのお菓子類を好む。

〇アレンジするメリット
・アレンジする事で、自分の食の嗜好に合わせられると思いました。
・アレンジする事で、おつまみが余ったり、飽きたりしたときに、おつまみ(商品)も長くたべてもらえるから。

〇苦労したところ
・ししゃもと合う食材を探すのが大変だった。
・ししゃもをいれる量や部位によって苦味が出るので調整した。
・チーズも苦味を和らげるポイント。

〇グランプリに選ばれたとき
一位になると思っていなかったので、嬉しかった。

和洋女子大学の学生が考案!おつまみの新たな魅力を発信

 ちなみに、おつまみ製品のメイン購入層は40~50代が多いということで、20~30代の若年層にも興味関心を持ってもらうことができれば、さらなる購買層の開拓につながります。このため、おつまみ製品をそのまま食べるだけでなく、お父さん世代や自分自身もつまみたくなるような、簡単に作れるアレンジレシピが考案できないかと考え、今回のコラボレーション企画が実現したということです。

 なお、この企画へは、和洋女子大学の健康栄養学科3年生26名が参加(指導教員・登坂三紀夫教授)し、8月上旬、10グループに分かれ、和洋女子大学にて、33作品提案の中から、1 次審査を通過した17作品のアレンジレシピの試食会が実施されました。学生たちは、工夫した点やアピールポイントなどのプレゼンテーションを行い、合食の役員や商品開発の担当者などが審査したということです。

© 千葉テレビ放送株式会社