上海の「東洋のライン川」でレガッタが開催、世界的なスポーツハブの構築目指す

2022年Head of Shanghai River Regattaは「東洋のライン川」で先週末開催された

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【上海2022年11月4日新華社=共同通信JBN】2022 Head of Shanghai River Regatta(2022年上海レガッタオープン)は先週末、上海の繁華街を流れる黄浦江の支流である「Oriental Rhine(東洋のライン川)」、蘇州河(Suzhou Creek)で開催された。このスポーツイベントは、全世界に影響力のある世界的に有名なスポーツ大都市になるための取り組みにおいて、上海にさらに勢いを与える。

漕艇は上海で100年の歴史がある。現在、黄浦江と蘇州河のウォーターフロントの公共スペースの統合と質の向上は、ボート競技の優れたプラットフォームを提供している。Head of Shanghai River Regattaはスポーツイベントであるだけでなく、上海の都市開発と河川管理を紹介する絶好の機会でもある。

2日間のイベントには、4.2キロメートルの「チェイス」と500メートルの「シティーダッシュ」が含まれた。参加チームは40を超え、各チームは8人の漕ぎ手で構成された。彼らは、プロ、大学チーム、クラブの3部門で競い合った。イベント期間中、クラブから10人を超える個人の漕ぎ手もレースに参加した。

黄浦江と蘇州河は、上海の過去、現在、未来を運んでいる。上海は徐々に「One River and One Creek(一江一河)」の健全な公共スペースを構築し、大都市の景観スペースと健康機能を統合する新しいモデルを模索している。

近年、「上海カップ」NACRA Sailing Race、Suzhou Creek Dragon Boat Race(蘇州河竜船レース)、Suzhou Creek International Kayaking Marathon(蘇州河国際カヤックマラソン)、Suzhou Creek Rowing Open(蘇州河ボートレースオープン)などの質の高いイベントが2つの水域で開催され、上海の発展活力を示している。

漕艇は大学と密接な関係がある。2021年、大学の漕艇チームはHead of Shanghai River Regattaに参加し、中国の大学生の団結、前進、連帯の精神を示した。

カレッジ部門の男子舵手付き8人漕ぎ(オール1本)4.2キロメートル「チェイス」で優勝した上海海洋大学(Shanghai Ocean University)ボートチームのキャプテン、Hu Huimingさんは「チャンピオンシップで優勝するよう、全員がとても励まされ、また、地元でこのような美しい環境で競うことができて興奮している」と語った。

上海市体育局(Shanghai Administration of Sports)副局長のLuo Wenhua氏によると、より多くのトップレベルのイベントを開催することで、より多くの人々が漕艇などのイベントについて学び、参加できるようになると期待されている。同氏は、スポーツ中に人々の体格と精神が養われると付言した。

ソース:Shanghai Administration of Sports

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