
【ワシントン共同】トランプ前米大統領は3日、中西部アイオワ州で大規模集会を開き、8日に迫る中間選挙で民主党新人との予想外の接戦に苦しむ長老議員を応援して影響力を誇示した。大統領選の党候補者選び初戦の舞台となる重要州で、2024年大統領選の再出馬もにらみ足場固めを図った。
集会でトランプ氏は、自身の再出馬は「かなりの確率であり得るだろう」と強い意欲を示した。
応援を受けたのは、8選を狙う共和党グラスリー上院議員(89)。10月の地元紙世論調査で、民主党新人との差がわずか3ポイントとの結果が出ると楽勝ムードが一転。最終盤でのトランプ氏の現地入りが決まった。