
秋の紅葉が見頃を迎えた北海道函館市の観光施設「五稜郭タワー」で4日、高さ90メートルと86メートルにある展望台の窓ガラスの清掃が始まった。木々が赤く色づく五稜郭公園を背に、ゴンドラに乗った作業員3人がガラスを1枚ずつ拭いていた。運営会社の担当者は「秋の景観をきれいなガラスで楽しんで」とほほ笑んだ。
作業は午前9時半ごろに開始。展望台から公園を見下ろしていた観光客の目の前に、作業員を乗せたゴンドラが姿を見せると、「すごい」「怖くないの」と驚きの声が上がった。
5日までの2日間で窓ガラス計315枚を清掃する予定。清掃は春と夏、秋の大型連休前に行われている。