宮城県気仙沼市の震災遺構・伝承館 来館者が20万人を超える

宮城県気仙沼市の震災遺構・伝承館で、来館者が3日で20万人を超えました。

20万人目の来館者となったのは、東京から訪れた田中満さんの家族で、菅原茂気仙沼市長から記念品が贈られました。

20万人目の来館者田中満さん「(施設は)素晴らしいと思います。震災を知らない方にも知ってもらう、そういう施設としては群を抜いてるんじゃないかと思いますね」

伝承館は、津波で大きな被害を受けた旧気仙沼向洋高校の校舎を活用し2019年3月にオープンしました。

新型コロナの感染拡大で、来館者が落ち込む時期もありましたが、最近は回復傾向にあるということです。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館芳賀一郎館長「この館の意義は、震災を忘れないように多くの方々に伝え続けていくことだと思うんです。みんなで勉強して(防災の)啓発の館にしていければなと思います」

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