戦艦「大和」主砲製造の大型旋盤 69年ぶりに里帰り 呉市

戦艦大和の主砲を製造したとされる大型の機械が69年ぶりに呉市に帰ってきました。

呉市の港に陸揚げされた重量およそ160tの巨大な機械!

1939年に旧呉海軍工廠に設置され、戦艦「大和」の当時、世界最大級だった口径46cmの主砲を削り出したとされる大型旋盤です。

戦後、複数の企業で船の建造に使われ、役目を終えたことから呉市に寄贈されました。

呉市が輸送や展示の費用をクラウドファンディングで募ったところ、目標額を大きく超える約2億7千万円が集まりました。

大和ミュージアム 兼光 賢学芸課長「こんなにたくさんの支援を頂けると思ってなかった。質感やでこぼこしたところなどその大きさを実物を見て実感してほしい」

展示施設は大和ミュージアムの敷地内に建設中で、来年3月に公開される予定です。

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