横浜DeNAの三浦大輔監督(48)は4日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した嶺井博希捕手(31)について「FAは個人の権利で、頑張って取れた権利。悩んで悩んで悩み抜いて、決断してくれれば」と語った。
指揮官も現役時代、FA権を行使した経験を持つ。阪神との交渉に臨んだ末、球団に残留する道を選んだ。「気持ちは本人にしか分からないけど、悩むことは間違いない」と嶺井の胸中をおもんぱかった。
FA宣言後に嶺井と話す機会はまだないといい、「いろいろな思いはある。伝えたいことは直接本人に伝える」との意向を明かした。
嶺井は球団を通じて「今後どのような形になろうと、自分の決断に後悔がないようにしていきたい」とコメントしている。