【日光】世界遺産「日光の社寺」がある山内地区で紅葉が見頃を迎え、観光客らを魅了している。
中宮祠の県日光自然博物館によると、高地の奥日光では紅葉が最終盤を迎え、いろは坂より下の地域に見頃が移ってきている。
山内地区では、小杉放菴(こすぎほうあん)記念日光美術館から社寺方面へ向かう途中の「華蔵院(けぞういん)の坂」で美しく色づいた。3日には多くの観光客が社寺を訪れ、木々が赤や黄に染まる景色を写真に収めていた。
近くのレストラン「妙月坊(みょうげつぼう)」を経営する和智士朗(わちしろう)さん(60)は「今年は良い感じのグラデーションとなり、とてもきれいな紅葉。散策するだけでも楽しいと思う」と話した。