10月30日に告示された網走市長選挙には、現職の水谷洋一(みずたに・よういち)氏(59)共産党網走市委員会が推薦する新人の飯田敏勝(いいだ・としかつ)氏(77)の無所属2名が立候補しました。投開票は11月6日に行われます。
12年ぶりの選挙戦となった今回は水谷市政の是非、人口減少対策、新型コロナウイルスの影響を受けた経済の立て直しなどが争点と考えられます。
これからも「市民党」として市政運営にあたりたい 水谷氏
水谷氏は網走市生まれ、早稲田大学卒業、北海道大学大学院修了。 JA北海道中央会に勤務し、在職中に農協監査士として JAの監査と経営指導に従事。その後、衆議院議員・武部勤氏公設第2秘書を経て、1999年から2010年まで網走市議会議員を3期連続で務めました。2010年の網走市長選挙に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目を目指しての立候補となります。
水谷氏は以下の政策を掲げました。
・「市民党」を核として一つひとつ市政運営にあたる
・「網走と子どもたちの未来のために」の目標達成のため、給食費無償化などの子育て環境の充実や医療のデジタル化
・子育て世代のお母さんの声を政策として反映する
現職の12年間の市政は選挙でしか評価できない 飯田氏
飯田氏は北海道北見市出身、北海学園大学法学部法律学科卒業。網走市職員を経て、1999年から網走市議会議員を4期務めました。現在は日本共産党網走市委員、網走共栄企業組合事務局長を務めています。
飯田氏は以下の政策を掲げました。
・ゴミ処理問題の解決
・給食費の無償化
・議会を軽視せず二元代表制をしっかり守る
・市民や議会と情報共有できる市政の実現