原告「国民主権へ潮目」 高裁宮崎「参院選違憲状態」

参院選「1票の格差」訴訟で「違憲状態」の判決を受け、報告を行う原告側弁護団=4日午後、宮崎市・福岡高裁宮崎支部前

 「この国が国民主権に変わる大きな潮目ができつつある」。「1票の格差」が最大3.03倍となった7月の参院選について福岡高裁宮崎支部が「違憲状態」との判断を示した4日、原告側弁護団は全国の一連の判決を踏まえて手応えを口にした。一方、専門家からは合区が拡大することへの懸念も聞かれた。

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