中須賀克行、最終戦もポールを獲得/2022全日本ロード第8戦鈴鹿 JSB1000 予選

 11月5日、2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 第54回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿のJSB1000クラス予選が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。

 最高峰クラスは3レース開催という新たな試みがなされた。タイトル争いは、すでに前戦の岡山大会で決着。最終戦の3レースは20周、12周、15周とレースごとに周回数が変化することで、各ライダーの作戦が見え隠れすることが期待される。

 予選は40分間のタイムアタック形式。グリッドは決勝レース1のグリッドはセカンドラップタイム順、決勝レース2は決勝レース1のファステストラップ順、決勝レース3はベストタイム順で決定される。

渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)/2022全日本ロード第8戦MFJ-GP鈴鹿 JSB1000

 朝から晴れ渡り、絶好のレース日よりになった土曜の予選日。王者、中須賀が2周目に2分04秒805をマーク。圧倒的な速さを示す。

 中須賀はセッション後半にも自身のタイムを更新。2分04秒487をマーク。ほかにだれも2分04秒台をマークするものはなく、そのまま最終戦の予選を制した。これで中須賀はレース1とレース3は、ポールポジションからスタートすることになった。

■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM):JSB1000ポールポジション
「今週は木曜日からレースウイークに入り、いつもと比べて1日長かったのですが、初日は思うような走りができていない状況でした。予選ではコースレコード更新にチャレンジしようとプッシュしたのですが、クリアラップが取れなかったりと難しい予選になりました。ただ、今日のベストは尽くせたかなと思うので、ポールポジションが取れてよかったです。マシンは仕上がっているので、午後にあるレース1もいい走りができると思います」

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