
元プロデューサーが外国人差別と受け取れる発言をして問題となっていた「大道芸ワールドカップ(W杯)in静岡」が5日、静岡市で開幕した。元プロデューサーが演出し、4日に予定していたオープニングセレモニーは中止し、日程を2日間に短縮した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる。
駿府城公園や市中心街で、日本在住のパフォーマー32組がジャグリングやマジックなどを披露。妙技の数々に会場は大きな拍手に包まれた。同市の男児(10)は「火の付いたジャグリングが回っているのを見て、思わず声が出ちゃった」と笑顔で話した。