残されたキンプリのメンバー2人の今後の方向性

ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「King&Prince(キンプリ)」が2023年5月22日をもって、5人での活動を終了することになったことが4日夜、所属事務所の公式サイトで発表された。

同サイトによると、メンバーの岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が23年5月22日でキンプリを脱退。平野と神宮寺はグループの脱退と同時に退所し、岸は23年秋に退所。永瀬廉と髙橋海人は、2023年5月23日より2人でキンプリとして活動するという。

先日、キンプリのツアーが終了したことからこの日の発表になったそうで、2人での活動になった理由を、《海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました。議論を深める中で、お互いの人生を尊重するためにも、2023年5月22日をもって、5人での活動は終了をさせて頂く、という苦渋の結論に至りました》と説明した。

メンバー5人は動画でもコメントを発表。そのうち、グループに残る髙橋は、『今までとは違う形になってしまい、応援してくださるファンの皆様、関係者の皆様からは心もとないかもしれませんが、廉と二人でKing&Princeを守っていくことこそがジャニーさん、そして支えてくださる皆様への恩返しだと思っています』とファンにメッセージ。

永瀬は、『海人と僕は3人がいないKing&Princeを続けるべきかすごい悩みましたが、2人でも守っていくということをきっとジャニーさんも応援してくれていると思いました』と、解散の道を選ばなかった理由を明かした。

「もともと、メインボーカルは平野だったので、2人での音楽活動は厳しいので、今後は、俳優業が中心になるのでは。2人とも俳優としてさらにステップアップを重ねることになりそうだ」(芸能記者)

永瀬はおととし公開された、名作コミックを映画化した「弱虫ペダル」などで主演をつとめているが、まだ映像作品への出演は少ない。

髙橋は、テレビ朝日系で放送中のドラマ「ボーイフレンド降臨!」で主演をつとめ、フジテレビ系の人気ドラマシリーズを映画化した「Dr.コトー診療所」(12月16日公開)に出演。

キンプリのグループ名を守りながら、俳優としての飛躍が期待される。

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