米軍爆撃機も参加し日米共同訓練 ミサイルに連携対処

九州北西の東シナ海で共同訓練する米軍の爆撃機(右側の2機)と日米の戦闘機=5日(防衛省統合幕僚監部提供)

 防衛省統合幕僚監部は5日、九州北西の東シナ海で同日、航空自衛隊の戦闘機を投入し、日米共同訓練を実施したと発表した。米軍からはB1B戦略爆撃機2機も入った。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含む弾道ミサイルを相次ぎ発射している情勢を踏まえ、日米の緊密な連携や即応態勢を示すのが目的としている。

 防衛省によると、空自は福岡県の築城基地の第8航空団からF2戦闘機が5機、米軍は爆撃機に加え、F16戦闘機2機が参加した。

 自衛隊と米軍は10月4日、日本列島を越えるミサイル発射があった際にも当日に戦闘機同士の訓練を実施した。

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