3年ぶりに開催されるバドミントンの国内最高峰の社会人リーグS/Jリーグに広島ガス・バドミントン部が挑みます。全国12チームが2つのブロックに分かれ6チーム総当たり戦で11月5日から来年1月末までの5試合で上位を目指します。
「絶対勝つぞ、ゴー 広ガスゴー」
広島ガス・バドミントン部は元シングルス日本代表の下田菜都美ら3人のルーキーを含む13人が所属。日々ハードな練習に取り組んでいます。4月から指揮を執るのは小林監督です。
小林寛哉監督「S/Jリーグでトップ4だったり、全国の全日本実業団大会でベスト4以上っていう目標を掲げてやってきてますので。今のチームはホントに自主性があって選手個人個人が自分で考えて自分たちの悪いところだったりとか良いところだったりとかそこをどう試合で出せるのかっていうのをすごいしっかり考えながらやってくれているので雰囲気もよくやってくれているのかなと思います」
4月からキャプテンを務めるのは5年目の山藤千彩。エース格の第一ダブルスで身長を生かした角度のあるスマッシュが武器です。
山藤キャプテン「(Q.わりとね、確かにキャプテンっぽくね・・・)無いです・・・今までキャプテンというものをやったことがなくてすごい初めてなんですが、周りを見ながら下の子たちのことも見ながら色々大変ですけど、頑張ってやってます」
2年間中止が続いた国内トップリーグのS/Jリーグですが、今年は有観客で実施されます。
山藤キャプテン「いろんな方に見てもらえる楽しさもあるし、一部でトップの人とやっと戦えるっていう楽しさもすごいあります」
ダブルスを組むのは2年目の志波寿奈です。
山藤キャプテン「私が右で志波選手が左利きなんですが、右左で、攻撃をすることが持ち味だと思っているのでそこに持っていけるまでしっかり我慢してパターンが作れるようにもっていっています」
去年2月、広島ガス初の日本代表に選ばれたシングルスのエース下田菜都美。しかし、全日本総合では2回戦で敗退。日本代表を逃し、その後も怪我に悩まされるなど苦しい一年でした。
下田「コンディションを整えるのがすごく難しかったんですけど、今は万全の状態で来ているので頑張りたいです。戦略というの意識していて相手のミスを誘って楽に一点が取れるような戦いが出来れば勝ちは近づいてくるのかなと思ってます」
団体戦はダブルス2試合とシングルスの3試合で決まります。
山藤キャプテン「トップ4を目指してやってます。上の上位の人と戦うのも、ただ対等に戦うだけじゃなく、しっかりみんなが勝ちにいけるよう頑張ります」
明日の初戦は、北都銀行で第一ダブルスはこの夏の世界選手権で銅メダルを獲得した永原・松本ペアがいる強敵ですが、シングルスの下田が復活すれば、団体での勝負なので、広島ガスの健闘を期待しましょう。