現在アーセナルの監督として指揮を執っているミケル・アルテタ氏。バルセロナの次期指揮官候補にもなっていると伝えられており、今評価を高めている。
彼は選手時代にもアーセナルでプレーしており、2011年の8月にエヴァートンから加入している。
初出場したのはホームで行われたスウォンジー・シティ戦で、ポジションは4-2-3-1のトップ下であった。そのときに周りを固めた10名はこんな感じだったぞ。
GK:ヴォイツェフ・シュチェスニ
現在:ユヴェントス所属
アーセナルで長くプレーしたシュチェスニ。この後ペトル・チェフの加入でポジションを失い、イタリアへと移籍して再評価された。現在はユヴェントスに所属している。
右SB:バカリ・サニャ
現在:指導者
フランス代表の右サイドバック。ドレッドヘアがトレードマークだった。2014年にマンチェスター・シティへと移籍して3シーズンを戦ったあと、ベネヴェントとモントリオール・インパクトでプレーして引退した。現在はジュニア年代の育成にかかわるコーチ。
CB:ペア・メルテザッカー
現在:アーセナル アカデミーマネージャー
200cmを超える巨体を持っていたドイツ代表センターバック。アーセナルで長くプレーしたあと、2018年の夏に現役を引退した。その後はクラブに残ってアカデミーマネージャーとして活躍する一方、2019年には暫定でアシスタントコーチを務めたり、DAZNで評論家を務めたりしている。
CB:ローラン・コシェルニ
現在:引退
2010年にロリアンからアーセナルに加入し長く活躍したフランス代表DF。有名な存在ではなかったため「お買い得だった選手」によくピックアップされる。2019年にボルドーへの移籍を希望して退団し、今年1月にクラブの経営難のため登録外となったあと現役引退。夏まではボルドーで大使を務めていた。
左SB:キーラン・ギブス
現在:インテル・マイアミ
2004年にウィンブルドンからアーセナルのアカデミーに移籍し、その後トップに昇格。貴重な左サイドバックとして2011年頃から出場機会を獲得し、2018年夏まで所属していた。現在はあのデイヴィッド・ベッカムがオーナーを務めるインテル・マイアミでプレーしている。
セントラルMF:エマニュエル・フリンポング
現在:引退
少年時代からアーセナルの下部組織でプレーしていたガーナ出身のMF。若手有望株として2011年8月13日のニューカッスル戦でデビューを飾ったものの、その後ナスリとの喧嘩騒動や度重なる怪我に苦しめられた。結局2019年に引退するまで満足にプレーすることができず。
セントラルMF:アーロン・ラムジー
現在:ニース所属
カーディフ・シティから2008年に加入し、若くしてアーセナルの中心選手になったボランチ。天才的なプレーができる男だったが、怪我にも悩まされた。2019年に退団してユヴェントスに移籍するも、イタリアでは苦戦した。現在はニースでプレー。
右MF:セオ・ウォルコット
現在:サウサンプトン所属
10代でイングランド代表に選ばれワールドカップに帯同した天才快速アタッカー。アーセナルでは常にブレイクが期待されたが、やや中途半端なキャリアに…。現在は古巣サウサンプトンに戻っている。
左FW:アンドレイ・アルシャヴィン
現在:ゼニト・サンクトペテルブルク 副ジェネラルディレクター
ロシアの名アタッカー、アルシャヴィン。アーセナルのファンには「伝説の1試合4ゴール」で記憶に刻みつけられているだろう。2018年に引退後は古巣ゼニト・サンクトペテルブルクで副ジェネラルディレクターを務めている。ところがサッカー選手を目指す息子はスパルタク・モスクワに入団したそう。
FW:ロビン・ファン・ペルシー
現在:フェイエノールト アシスタントコーチ
【写真】今なにしてる?ウィルシャーと同年にデビューした「元アーセナルの11人」
フェイエノールトでは小野伸二とともにプレーし、ワガママなウインガーとして知られたファン・ペルシー。アーセナルにやってきてからはストライカーとしてブレイクし、多くのゴールをもたらしてマンチェスター・ユナイテッドに去っていった。現在はフェイエノールトでアシスタントコーチ。