埼玉県さいたま市で6日開催される「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」前日の5日、同市のJRさいたま新都心駅周辺でさまざまなイベントが開催された。さいたま新都心公園では「サイクルフェスタ」が3年ぶりに行われ、来場者は自転車関連の出展ブースや体験イベントなど自転車の魅力を存分に味わっていた。
ブースでは、自転車関連の企業などが出展し、パーツやアクセサリー、ウエアなど関連用品が販売されていた。体験コーナーなどもあり、各ブースを巡って楽しむ人の姿も見られた。さいたま市から親子で来場した稲葉健一さん（42）、祐仁さん（10）は、普段から大宮公園や氷川参道などで一緒にサイクリングを楽しんでいるという。祐仁さんは「速く走れるのが楽しい」と、自転車の魅力を話していた。
子ども専用の特設コース「キッズロア」も人気を集め、芝生の上に設けられたコースで子どもたちが自由に自転車を走らせていた。さいたま市の横松奏多ちゃん（4）は、キッズロアや自転車教室を楽しみに来場。母親の朋子さん（37）は「自転車が好きで明日も来る予定。明日はクリテリウムのレースも見られたらと思う」と楽しみにしていた。
サイクルフェスタは6日まで開催。ブース出展やキッズロアのほか、ステージイベントやクリテリウムメインレースのパブリックビューイングなどが行われる。また、JRさいたま新都心駅前のけやきひろばでは「さいたまるしぇinさいたまクリテリウム」が開催され、さいたま市のご当地グルメや、フランスにちなんだ飲食物などが販売される。開催時間はいずれも午前10時から午後5時まで。
