全国高校サッカー長崎県大会 創成館、国見 13日決勝へ

【鎮西学院―創成館】後半9分、創成館のFW波多野(中央)がゴールを決めて仲間と喜ぶ(写真上)、【長崎日大-国見】前半39分、国見のMF北村がシュートを放つ

 サッカーの第101回全国高校選手権県大会第5日は5日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で準決勝2試合が行われ、創成館が鎮西学院に1-0、国見が長崎日大に2-0でそれぞれ競り勝って決勝に進んだ。決勝進出は創成館が3年連続、国見が3年ぶり。
 鎮西学院-創成館は、創成館が後半9分、MF福田の左CKからヘディングシュートを放ち、ポストの跳ね返りをFW波多野が押し込んで先制した。鎮西学院も終了間際、右サイドから浮き球でつないでMF前田が決定機を迎えたが、同点を狙ったシュートがゴールポストに阻まれた。
 長崎日大-国見は、国見が前半15分、MF北村の右CKをDF上田が頭で合わせて先制した。終盤は長崎日大が攻勢を強める中、後半36分に国見が追加点。ショートカウンターから途中出場のMF今林が左サイドを突破すると、折り返しに同じく途中出場のFW西山が走り込んで右足で合わせた。
 最終日は13日、同スタジアムで決勝の創成館-国見を実施する。午後0時40分キックオフ。


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